国に難病指定するように求める活動を始めました。
また、活動の協力を訴えています。
難病指定求め署名活動へ
◆美濃加茂で9日に初会合
「混合型血管奇形」と呼ばれる原因不明の病気と闘う八百津町内の女児(5つ)の家族らが、国に対し、この病気を難病指定するよう求める活動を始めた。患者数が極めて少ないのに加え、治療法も確立されていない。9日に、美濃加茂市で初めて会合を開き、署名を呼び掛ける。
家族は女児の母佐藤朋子さん(31)と、朋子さんの父の佐藤顕さん(62)。女児は、スポンジ状に盛り上がる赤あざが左腹部や左足にあり、四歳ごろ、動静脈や毛細血管、リンパ管などの血管が局所に過剰に集中する「混合型血管奇形」と診断された。
◆生活上の支障大きく
患部を強打すると大量出血の恐れがあるなど、生活上の支障が大きく、ウイルス感染や体の成長への影響も心配される。服の上からは分からず、通常は元気に振る舞っているため、近所の人なども、大半は女児の病気を知らないという。体調が悪いと痛みが襲い、これまでも高熱で入退院を繰り返してきた。
現在の医学では治療法がなく、東京の専門医に経過を見てもらう生活が続く。
女児が来春、小学校に入学するのを前に今年八月、佐藤さんらは、「混合型血管奇形の難病指定を求める会」を発足させた。代表は、中部学院大短大部(関市)の飯尾良英教授に依頼。顕さんが副代表、朋子さんが事務局長をそれぞれ務める。
◆母親ら協力訴え
会合は学習会として、九日午後七時から九時まで、美濃加茂市中央公民館で開催。岐阜市の長良医療センターの小児外科医で、副院長の水津博さんが病気について解説するほか、朋子さんが母として協力を訴える。
佐藤さんらは「少なくとも、国として病気の治療法の確立に向け、調査研究の対象にしてほしい。あの子のために、やるだけのことはやってあげたい」と話している。
問い合わせ先は佐藤顕さん=電090(2574)6261=へ。
(井上昇治)
(2007年10月4日 中日新聞)
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